【書評】『いかにして問題をとくか実践活用編』を読んでみた
どうも、夜中に更新しようと思ったら朝を迎えていました。
ザキヤマ(@ymzkryo)です。 気がついたのはベッドの中ではなく、ソファの上でした笑 いかにして問題をとくか 『いかにして問題をとくか』は G・ポリア著の論理的な思考を用いて数学の問題を解く為の手法を記してある本である。 なんで数学の本がめちゃくちゃ売れて、半世紀近く経った今、わざわざ”実践活用編”とかいうタイトルで新しく本が出たのか…。 ポリアによる問題解決4つのステップが 第1に 問題を理解すること 第2に 計画をたてること 第3に 計画を実行すること 第4に ふり返ってみること とある。 これはまさしくPDCAサイクルの Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする に似ている。 そういう点から、最近の「ライフハック」流行りに相まって新刊として”実践活用編“が出たのだろう。 ”実践活用編”を読んで 実はかなり前に購入して、本棚の片隅に「積読」していたこの本。 ここの所あたまの中の数学的な部分を使ってなかったなぁと思い、引っ張りだして読んでみた。 G・ポリアの『いかにして問題をとくか』よりも数学っぽさが減り、その分日常生活に置き換えられてる印象。 しかしその分、内容が薄くなったなんてことは全くなく、充分なボリューム。 各項の見出しには「いかにして問題をとくか」の1フレーズが書かれていて、読んでいる途中でそっちの方を開いて読んでしまったりと、なかなか先に進まなかった笑 でも数学的な思考の中に「ゆとり教育」云々な政治っぽい話しは入れて欲しくなかったなぁ…。 さいごに もし、数学的な思考を日常生活に活かしたい!!と思っているなら、おすすめの一冊。 でも少しばかり数学の(著者は算数+αって言ってたけど)知識が必要になるので、中高と 「数学アレルギー」だった人にはブルーバックス本とかから読んで行くのがおすすめ。 ブルーバックス本に関しては何冊か読んだので、おすすめがアレばまた書評を書きます。